きいろの玉ねぎ

はてなダイアリーという備忘録。

届かぬ頂点

FWVGA用待受
いやはや、日本シリーズが終わってしまいました。あそこまでいったなら是非とも8戦目までやってほしかったけれども、勝負事というのは思うようにいかないもので、落合さんはそれを今痛感しているのではないかと思われます。7年監督やって、4回シリーズ出場しても、相変わらず短期決戦の戦い方がお下手です。
全ての責任は監督にあるといってらしたので、事情を知らない素人考えでいいますと、6戦目、成瀬相手に小池と英智のスタメンはないです。左だろうとなんだろうとあそこは大島を使うべきでしょうに、今シリーズのラッキーボーイを外すなんて使える選手と使えない選手の見極めが甘いとしかいいようがありません。井端を使うなら7戦目にしたように8番にするべきでしたし、7戦目、調子の上がらない吉見の後はネルソンか、もしくは久本だろうと、それでピンチを招いたら河原というなら納得出来るんですけども。まぁ、いったところで所詮結果論ですが。
シーズンを制覇する落合監督の中・長期的な戦略は素晴らしいと思うんですが、シリーズのような短期の戦術はちょっと難有りです。ノムさんと森さんのシリーズを良く良く見ていただけにちょっとその辺に物足りなさを感ぢたシリーズでした。
それにしても、ロッテ打線の素晴らしさ。
中日の弱小貧打線が哀れに見えるぐらいの鮮やかさと華やかさ、粘り強さがあって、本塁打がなくても繋ぎで大量点を取れて、しかも2アウトからでもいいところでタイムリーが出るという驚異の打線。
落合監督には来季、投手王国を維持しつつ、このロッテ打線を手本に「恐竜打線」を作成していただきたいものです。